#1 君もパイロットになれる
こんにちは。キャプテン スマートです。私は日系航空会社で15年、外資系航 空会社で17年、今も外資系航空会社に勤める現役の機長です。
私は将来パイロットを目指す高校生の君にこのブログを通じてメッセージを送っています。その理由は、君にパイロットになるという夢を実現してもらい、パイロットの仕事の本質を理解して、パイロットとして幸せな人生を歩んでもらいたいからです。
私はあと数年で定年を迎えますが、私が今までの経験から学んだパイロットという仕事のすべてを、このブログを通じて発信していきます。是非参考にして君の夢を実現してください。
今日は「#1君もパイロットになれる」というテーマに関して、以下の3つのポイントについて、お話します。
目次
アフターコロナでは、世界的なパイロット不足が予想される。
2020年、2021年は航空業界全体が大きくコロナの影響を受けましたが、2022年からは世界の航空業界は回復傾向です。日本の国内線はほぼ回 復していますし、貨物やビジネスジェットやプライベートジェットなどは相変 わらず堅調ですし、世界的なLCC の台頭も著しいです。いろいろな情報を総 合的に見てみると、2023年、遅くとも2024年には航空需要はコロナ前の状態までに回復すると予想されます。またバブル期に大量採用したパイロットの定年に伴い、今後5年から10年以内にパイロット不足が予想されています。
今、高校生である君が、就職する頃、航空需要は大きく回復し、パイロットの大量採用の可能性が高いでしょう。準備を始めてほしいのです。ですから是非今からパイロット採用試験の日本には大小様々な航空会社があり、定期または不定期的にパイロットの採用試験を行っていますし、外資系航空会社で働くチャンスもあります。私の知り合いの日本人パイロットは、シンガポール航空、カタール航空、エバ航空、エ ティハッド航空、ハワイアン航空、チェジュ航空などで働いています。どの会社で働くべきか?この話題も今後ブログの中で話していこうと思います。
準備を早く始めれば、パイロット採用試験合格の確率がより高まる。
「パイロットの採用試験に合格するような人は、才能があって元々優秀だ。」それは大きな誤解です。生まれ持ってのパイロットはいません。
全く何も準備をしなくてもパイロットの採用試験に合格する人も稀にいますが、それは小、中、高、大学生の期間、無意識のうちにパイロットに必要な資質を備えるような生活を送っていたからに他なりません。例えば、「規則正しい生活を心掛ける」「色んな事に興味を持って自分自身を成長させている」「世界で起きている事に興味があって英語で海外のニュースやドラマを見るのが好き」などです。
現時点で、君にパイロットの適性が無かったとしても、これから準備を始めて努力すれば、就職する頃にパイロットの適性を身につける事が出来ます。
そして準備を始める時期が早ければ早いほど、パイロット採用試験合格の確率が高まるのです。
パイロットの適性は努力によって得られる部分が殆ど。
パイロットに求められる適性は先天的な部分、例えば「五体満足である事」などもありますが、ほとんどは後天的な部分で、適切かつ長期的に準備をする事で身に付くという事です。
その比率は私の経験上、先天的な部分10%に対し、後天的な部分90%です。

またせっかく適性を持っていながら本番で実力を発揮できない人もいます。これも努力によって克服できます。私も若かりし頃、パイロット採用試験の前にはメンタルトレーニングや自律神経をコントロールする訓練を行いました。
「パイロットはごく僅かの選ばれた人のみが出来る職業」などという根拠のない先入観にとらわれず、自分を信じて、頑張ってください。
以下、よくある質問です。
Q1 英語が苦手だけど大丈夫?
大丈夫です。私がパイロットに必要な英語力を最短で身につけるテクニックを伝授します。
Q2 運動音痴だけど、大丈夫?
大丈夫です。パイロットに運動神経は全く関係ありません。パイロットに必要な、身体的能力は正しい教育と本人の努力によって身につきます。
Q3 視力が悪いけど、大丈夫?
先天的な異常がない限り大丈夫です。視力も努力や生活習慣の改善によって、回復します。更に視力に関する航空身体検査基準は大幅に緩和されました。
Q4 スポーツやってないし、体力も自信ないけど、大丈夫?
大丈夫です。激しいスポーツはむしろNGです。(脳波異常をきたす為)体力は普通の社会人として勤務できる健康体であれば、OKです。
Q5 女性だけど、大丈夫?
全く問題ありません。外資系航空会社では、約2~3割が女性パイロットですし、日系大手航空会社でも女性の機長が誕生しました。これからは女性もどんどんパイロットになるべきです。
まとめ
- アフターコロナでは、世界的なパイロット不足が予想される。→高校性である君が就職する頃には、航空需要が回復しパイロットの需要が高まる。
- 準備を早く始めれば、パイロット採用試験合格の確率がより高まる。→準備を早く始めて長期的な準備をしよう。
- パイロットの適性は努力によって得られる部分が殆ど。→努力によってパイロットの適性の9割は身につける事ができる。



